100年後の今…
私たちは彼女たちの声が聞こえているのか?
1920年代イギリス。女性が貞淑であらねばならない時代。性規範や道徳を逸脱した女性たちは精神異常の烙印を押され、収容施設に収監された。社会から孤絶した彼女たちは、“想像力”と“声”を頼りに生き延びようとする。
世界各国で上演され話題を呼んだ、イギリス鬼才の劇作家、シャーロット・ジョーンズの処女作。触法精神障害者の実話を基に、「痛み」「苦しみ」「患う」現代を生きる女性の声をすくい上げる、アウトリーチとしての劇文学作品をリーディング+αでお届けします。
ストーリー
上流階級育ちのペルセポネー・ベイカーは、妻帯者の男性と恋に落ち、妊娠して婚外子を産み、父親に精神病院に入れられてしまう。そこには社会の性規範に囚われず、「女らしい」ふるまいをしないことを理由に収容されたドーラ・キットソンがいた。彼女たちは支え、励まし合いながら出口の見えない日々を生き続ける…。
この作品についてもっと知りたい方は…。
この作品に登場するドリス・デイのナンバー
M1 Que Sera, Sera(ケ・セラ・セラ)
M2 Everybody loves a lover(ラブ・ラブ・エブリボディ)
M3 Make Someone Happy (誰かを幸せにしてあげよう)
M 4 Teachers Pet(先生のお気に入り)
M5 Fly Me To The Moon(フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン)
M6 Move Over Darling(女房は生きていた)
M7 Secret Love(シークレット・ラブ)
M8 Sentimental Journey(センチメンタル・ジャーニー)
M9 When I Fall in Love(恋に落ちた時)
M10 Bewitched(魅せられて)
M11 It Had to Be You(もしあなただったら)
ドリス・デイ
1950年代から60年代以降に出演した数々の映画、ドラマ、ミュージカル、そしてラヴ・コメディによってトップ・スターの座に昇り詰め、ハリウッドの歴史上最も人気を博した女優の一人として知られている。その快活な声、健全なブロンド・ビューティー、そして眩いばかりの笑顔で、“永遠なる隣のお嬢さん”として親しまれた。